ポリマー原料の発酵生産を目指した油糧微生物の分子育種

阪本 鷹行
(徳島大学 大学院生物資源産業学研究部 助教)

2017年5月1日月曜日

CRISPR/Cas9システムに乗っかって(日本国際賞授賞式に参加して)

身内から、最近Hotなゲノム編集のお話がキノコで出ました。
徳島大学の刑部先生のグループの研究です。・・・徳大ですが、私は関係ありません。今後に期待してください()


さて、この研究はウシグソヒトヨタケというキノコで、CRISPR/Cas9システムを構築させたというものです。平たく言うと、500bp以上もあるゲノム遺伝子上にピンポイントで遺伝子を挿入したり、または破壊したりできる仕組みを応用したということです。

コウジカビなどの子嚢菌では先行して開発されていますね。アミガサタケなど、子嚢菌でも食用のキノコはありますが、やはり担子菌の方が食用キノコとしてはインパクトがあるわけで、・・・アメリカでは既にゲノム編集マッシュルームが話題になっていましたが、今後は様々な食用キノコへの応用が期待できますね。

・・・マツタケとか( ^ω^)・・・

まぁ、ノックインは遺伝組換えですので、まだまだ日本での受け入れは難しいでしょうが、プロトプラストを使ったノックアウトなら実は「組換え」ではないんですね。・・・その理論が通るか分かりませんが。


CRISPR/Cas9システムといえば、先日の4/19(先日?)に行われた日本国際賞において、今年はまさにCRISPR/Cas9の生みの親である、Charpentier E.博士とDoudna JA.博士が受賞されておりました。

実は・・・その授賞式と、その後のバンケット(祝賀会?)に参加させていただきました!!(妻と一緒に)
私のわずか3 m先を、天皇皇后両陛下が歩かれている状況に、自然と涙が出ました。国際科学技術財団様には、誠に感謝いたします。タキシードなんて、もう二度と着ることはないかもしれません(笑)

また、同席されていた同期(?)の被助成者の先生方にも、この場を借りて改めて御礼申し上げます。

受賞者パネルの前で記念撮影・・・あたかも自身が受賞したかのよう(苦笑)

会場で写真撮ってるの、我々だけでしたね。お上りさん感丸出し(笑)

最近、研究でCRISPR/Cas9をかじり始めた私は、勝手に親近感を感じながら、紹介VTRで両博士の功績を改めて目の当たりにして、途方もない疎外感を感じておりました(‘Д’)


・・・いやぁ、陛下のお隣で食事をするためには、あそこまで出来なければいけないのかぁ・・・遠いなぁ。

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