ポリマー原料の発酵生産を目指した油糧微生物の分子育種

阪本 鷹行
(徳島大学 大学院生物資源産業学研究部 助教)

2017年8月6日日曜日

科学体験フェスティバルに吹く嵐(キッズ)

8/5()8/6()の二日間にわたって開催されました、『科学体験フェスティバル in 徳島』にブース出展いたしました。
夏休みを謳歌するキッズの底なし元気に中てられました。
台風5号の接近を気にしながら、より勢力の強いキッズの嵐におじさんはもう疲れたよ(苦笑) もう若くないんだから(汗)

酸アルカリ指示薬で絵を描いてもらって、色が変わる様を見てもらうという実験でしたが、ワリと盛況で、喜んでもらえたようで良かったです(^^)

おじいちゃん・おばあちゃんと一緒に来ているキッズも多かったですね。おばあちゃんの描く絵の味のある事! フェノールフタレインを使った花火などは、さながら市販の絵葉書みたいでした。・・・ベジ●タ様を描いていたお父さんも凄かったですね。アルカリ塗ったらスーパーサ●ヤ人に変わるという発想。お子様もなぜか得意気()

「ムラサキキャベツやブドウジュースでもpH試験薬代わりになりますよ・・・」と紹介すると、お母さま方の目の色が変わる!
夏休みの自由研究の糸口をつかもうと、保護者の方が必死でした()

小学生に説明するのって難しいですね。
小さな部屋を借りて、1回で20人程度の子供を対象にしていました。

ボランティア学生から、
「先生が、『先生』っぽい」
というお褒めの言葉もいただき、お陰様で順調に終わりました。・・・片付けの際に、ブルーシートと学生が1人、強風で飛ばされたこと以外はね(^^;)


ムラサキキャベツやブドウジュースで色が変わるのは、アントシアニンがpHによって変色するからです。・・・そういえば、キノコでアントシアニンとか聞きませんね。作らないのかな? アルカリをかけて色が変われば、ポリフェノールやアントシアニンを作るキノコかもしれないなぁ・・・化合物の同定が難しそうだけど・・・。

2017年5月1日月曜日

CRISPR/Cas9システムに乗っかって(日本国際賞授賞式に参加して)

身内から、最近Hotなゲノム編集のお話がキノコで出ました。
徳島大学の刑部先生のグループの研究です。・・・徳大ですが、私は関係ありません。今後に期待してください()


さて、この研究はウシグソヒトヨタケというキノコで、CRISPR/Cas9システムを構築させたというものです。平たく言うと、500bp以上もあるゲノム遺伝子上にピンポイントで遺伝子を挿入したり、または破壊したりできる仕組みを応用したということです。

コウジカビなどの子嚢菌では先行して開発されていますね。アミガサタケなど、子嚢菌でも食用のキノコはありますが、やはり担子菌の方が食用キノコとしてはインパクトがあるわけで、・・・アメリカでは既にゲノム編集マッシュルームが話題になっていましたが、今後は様々な食用キノコへの応用が期待できますね。

・・・マツタケとか( ^ω^)・・・

まぁ、ノックインは遺伝組換えですので、まだまだ日本での受け入れは難しいでしょうが、プロトプラストを使ったノックアウトなら実は「組換え」ではないんですね。・・・その理論が通るか分かりませんが。


CRISPR/Cas9システムといえば、先日の4/19(先日?)に行われた日本国際賞において、今年はまさにCRISPR/Cas9の生みの親である、Charpentier E.博士とDoudna JA.博士が受賞されておりました。

実は・・・その授賞式と、その後のバンケット(祝賀会?)に参加させていただきました!!(妻と一緒に)
私のわずか3 m先を、天皇皇后両陛下が歩かれている状況に、自然と涙が出ました。国際科学技術財団様には、誠に感謝いたします。タキシードなんて、もう二度と着ることはないかもしれません(笑)

また、同席されていた同期(?)の被助成者の先生方にも、この場を借りて改めて御礼申し上げます。

受賞者パネルの前で記念撮影・・・あたかも自身が受賞したかのよう(苦笑)

会場で写真撮ってるの、我々だけでしたね。お上りさん感丸出し(笑)

最近、研究でCRISPR/Cas9をかじり始めた私は、勝手に親近感を感じながら、紹介VTRで両博士の功績を改めて目の当たりにして、途方もない疎外感を感じておりました(‘Д’)


・・・いやぁ、陛下のお隣で食事をするためには、あそこまで出来なければいけないのかぁ・・・遠いなぁ。

2017年3月29日水曜日

学会発表しました

忙しさを理由に、全然更新できておりませんでした。

さて、1年というものは早いもので(年々早くなっているような気がします)、この度のご助成をいただいて研究を進めてきましたが、先日、京都女子大学で開かれた『日本農芸化学会2017年度大会』にて、その成果を発表してまいりました。・・・学生が。

朝早くに着すぎたせいで、撮影してくれる通行人すらいませんでした(苦笑)

表に出せる成果としては1つということになってしまいましたが、研究自体はもっと進めております。論文化が追い付いていないのが悔しいですね。

キノコにおける化合物検出の発表(静岡大学)も多数ありました。機能未知な新規化合物の発見ということで、今後 医療や食品分野に繋がることが期待されます。
キノコはまだまだ未知数ですね。私も負けてられません!


ところで、ご存知の方も多いと思いますが、この学会は毎年3月末にあり、発表演題数だけでも2,000題ほどあり、参加人数はさらに多いというマンモスな学会です。大会運営や協賛には沢山
の企業様が携わっており、展示ブースなども盛り上がっておりました。
そんな中で手に入れた、今回大会の戦利品を少しご紹介。

企業ブースでの戦利品(一部)
     
「何故アヒルさん?」と思われる方もいらっしゃると思いますが、私にもわかりません!() でも、ちゃんとThermo Fisher Scientificの社名が印字されていますので、CMになっています。私の娘も喜んでWin2です()
右は、遺伝子解析などでお世話になっているユーロフィンジェノミクス()様のマスコットキャラクター「Dラゴン」。アンケートに答えたら貰えました。
上はTシャツ(ダボダボ)で下は穿いていないという、黄色いクマさんのようなカッコウですね。
「タンパク質分子構造モデルストラップ」というニッチな商品もあり、そっちを貰っておいた方がネタになったなぁと後悔しております。

いずれの企業様も頑張ってアピールしていらっしゃり、私も負けじとお世話になりたいと思う限りでございます。

いやぁ、やっぱり学会は楽しいですね。もっともっと成果を出して、多くの学会に参加し、学ばせていただきたいと思います。
いずこかの学会でお会いした日には、どうぞお気軽にお声掛けください。


今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。