ポリマー原料の発酵生産を目指した油糧微生物の分子育種

阪本 鷹行
(徳島大学 大学院生物資源産業学研究部 助教)

2016年5月21日土曜日

フィールドワーク実習に参加して

はじめまして。
この度、Japan prizeの助成をいただけることとなりました、徳島大学生物資源産業学部の 阪本 鷹行(さかもと たかいく)と申します。
難しいことを語るのが苦手で、今後もこのブログは日記のような乱文になると思いますが、ご容赦いただければ幸甚です。

先日、フィールドワーク実習で然る植林地に行ってまいりました。実習目的はスギ&ヒノキ混交林における毎木調査で、単位面積当たりの樹種・胸高周囲長・樹高・本数を計測するというものです。
・・・久しぶりのフィールドで、現在絶賛筋肉痛でございます。
あと、この実習は私の研究分野ではありません。
さらに言えば、初夏の暑さと、スギ&ヒノキ花粉の残り香を侮っておりました。汗と涙と鼻水と・・・ちょっとした熱血漫画のような惨状でした。
私には在日タイ人の知人がいるのですが、彼女も日本に来て花粉症が発症し、非常に悩まされています。日本は国際的な問題として花粉対策に乗り上げるべきでは?

さて、私の研究対象は樹木ではありません。ザックリ述べると、酵母やカビ、海洋性微細藻類から土壌バクテリアまで幅広い微生物を相手に、有用物質の発酵生産を目指しています。
中でも一番興味がある微生物はキノコです。
いや、もうキノコは単純に好きです! 食べるのも、愛でるのも、グッズを手に入れるのも好きです!!
実は、このフィールドワークも野生キノコの観察ができると思って同行しましたが、間伐材が放置された針葉樹林ではなかなかキノコが見つかりませんでした。

樹木に生えるキノコは多々ありますが、多くは広葉樹を好んで生えてくる傾向があります。スギやヒノキに好んで生えるキノコで、健康食品あるいは薬になる種を開発できれば、放置植林も管理が行き届いて花粉が軽減されませんかね?
実は、実際にヒノキやスギの間伐材でナメコなどの食用キノコを栽培する例はいくらかありまして、商品としても栽培されています。でも日本の花粉問題は一向に改善しませんねぇ。生産効率が悪いのか、需要が少ないのか、林業活性化に大きな影響を与えるには至っていないようです。
生産するなら、やはり薬かエネルギーですかねぇ。まだまだ研究の余地があります。

今までスギ&ヒノキ林なんぞには立ち入りたいとも思いませんでしたが、今回いざ足を踏み入れると新しい気持ちになれました。キノコで花粉を根絶やしにしてやりたいと思います。そんな研究をしたい・・・。
やはり、ラボに籠ってばかりではダメですね。現場に出ないと。そしてそのためにも体力作りしないとですね。

実習地近くで見つけたフサヒメホウキタケ。マツを主とした針葉樹の倒木に生える。食用には不向き

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